普通脱毛という言葉からは腕や脚、脇など比較的濃くて太い毛が生える部分の施術を想像しますが、実は顔にも脱毛の施術が行われているということを皆さんはご存知でしょうか。実は私はつい最近まで知りませんでした。
そんな私ですが、過去に形成外科で頬にあった大きめのホクロをレーザーで取る治療を受けたことがあります。
もともと子供時代からあったものが大人になって少しづつ大きくなってきたため、この先ホクロが病変するかもしれないと心配してのことでした。
レーザー照射はほんの一瞬。その後しばらくは光をあてた部分が赤く腫れますが、じきにそれは治まり時がたつにつれて少しづつホクロの色が薄くなってきます。
そして現在ではそこにホクロがあったとは思えないくらいすべすべになりました。
この時に使用されたような医療レーザーを使って顔の脱毛が行われているのです。
医療用レーザーは、毛根のメラニン色素にレーザーを照射して毛根を破壊します。
毛根が破壊されればその先に生えている毛も抜けるというメカニズムです。
このレーザーの特長として、照射時間が短くて済むということがまず挙げられるでしょう。
それは私自身がホクロを取る施術を受けた時の経験からもうなづけます。
更に施術時間が短いということはそれだけ肌にかける負担が少なくて済むということでもあります。
永久的に脱毛を目指す場合は個人差もありますが、平均して約1年間に6回程度の照射を受けることでほぼ満足のいく結果が得られるということです。
お顔の産毛は顔全体をくすんだ感じに見せてしまうので、できればなくしたいもの。定期的に自分で処理するのももちろん良いですが、専門家にお願いして毛根からすっきり処理してもらうのも良いかもしれません。